60歳 タクシードライバーの眠っている宝

60歳　タクシー運転手の過去


ある時タクシーに載って、
ＡＢＣコンサートホールまで行きました


お客さん、どちらまで


あっ、ＡＢＣホールまで行ってください

ＡＢＣホールですね、分かりました

あそこは良いですよ・・・


あそこの音響設備は世界一ですから


おじさん詳しいですね


そりゃそうですよ、

ＡＢＣコンサートホールの音響デザインを
したのは私ですから


えっ、おじさんが設計デザインしたの？


はい、私が担当しました


へぇ～、それはすごいですね



まぁ、あの時はバリバリ仕事して
少しでも良いものを作ることに
情熱を燃やしていましたから・・・


それこそ、
世界中のコンサートホールをデザイン
していましたよ



それで、今はどうして
タクシードライバーなのですか？


そりゃまぁ～


若いデザイナーに席を譲って
あげなきゃね


いつまでも、
私みたいなんがのさばっていたら
若い人にチャンスがこなくなるから


それで会社を辞めたのですか？


まぁ、そんなところです



そこで会話が終わり、
目的地に到着するまで私たちは
何もしゃべらなかった




この話を聴いていかがでしょうか？


私は、心の中でモヤモヤしたものを
感じていました


きっとこのおじさんの頭の中には、
すごい知識と経験が詰まっているはず


それを有効活用せずに、

生活の為なのか、

全く違う畑違いのお仕事をしています



今の時代、
個人が情報発信していくらでも稼げます



自分の価値を世の中に提供しない


または、個人ではそんなことができないと
勘違いしてしまっていることに、


腹立たしさまで感じました



メルマガを発行して、
音響デザインを学びたい人に

どんどん情報を流せばよいじゃないですか？


ブログに記事を投稿して、
広めていけばよいじゃ何ですか？


自分の知識、経験は、
自分だけのものではありません


一緒に生きている他の人々、

これから社会を築いて行く、
若い人たちにシェアしていく義務があると
私は思います


そして、
それで喜ばれて収入が発生する方法
なんていくらでもあります


コンサルタントとして、
教えていけば、
企業側にも利益となります。



もっと、もっと、
自分の経験と知識を売り込みましょう


いくつになっても、
私たちはセールスする力が備わっています


今、この瞬間がチャンスです。


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